進路

通信制高校

通信により教育が行われる高校。
とはいえ、最近は通学コースを設置している私立の通信制高校も多い。

それぞれの学校が独自のカリキュラムを取り入れ、魅力がいっぱい。
もはや、高校受験に敗れた人が行くというイメージではなくなってきた。

全日制高校と同じく、通信制高校を卒業することで高校卒業資格が得られる。

全日制とは単位の取り方が異なり、卒業までに74単位を取得していればいいので、
留年することなく卒業できることも魅力の1つ。3年以上の在籍が必要。

●メリット ・全国からオンラインで参加できる高校が多数
・授業以外に(単位認定はされないが)好きなことを学べる機会が提供される学校もある
・高校卒業資格と同時に各種資格、専門スキルを身に着けられる学校もある
・入学が簡単
・留年がない
・通学不要の学校が多数
・時間にゆとりがあり、空いた時間に好きなことやアルバイトなどをすることができる
・前の高校の取得単位を認めてもらえる
・就学支援金が得られる
▲デメリット ・家庭学習が基本。サポート体制が整っていない場合、孤軍奮闘しなければならず卒業できないことも
・完全オンライン学習では友達ができない
・日中家に家族がいないと孤独な思いをする(通える体制がなく、親が共働きの場合)

通信制(公立)

都道府県が設置。住んでいる地域の学校に入学することになる。
東京都では以下の3校が設置されている。

一橋高等学校
新宿山吹高等学校
砂川高等学校

●メリット 就学支援金を利用すれば無料
▲デメリット サポート体制がなく、卒業まで自力で頑張る必要がある
 ■受験情報
  受験科目は国、数、英の3科目
  試験は4月に実施

東京都立高校定時制通信制デジタルパンフレット11.pdf (東京都教育委員会HPより)

サポート校

通信制高校の入学と同時に入学する塾のような存在。
通信制高校を卒業するまで文字通り、勉強面でサポートしてくれるのがサポート校。
通信制高校を調べるとサポート校の情報もセットになって出てくるので、探すのは簡単。
●メリット ・勉強面でサポートしてもらえる
・専門スキルを学んだり、資格を取得できるサポート校もある
▲デメリット ・サポート校だけでは、高校卒業の資格を得ることはできない
・費用は高校とは別にかかる
進路一覧