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不登校物語 我が家の場合 - 明るく楽しい中高生の不登校

我が家の不登校

不登校物語 我が家の場合

何で学校に行かなくなったのか

不登校の原因は先生

我が家の不登校の原因は、本人の気質によるところもあるとは思いますが、大きな原因は先生の言動です。
アスペルガー気質で繊細さんでもある息子。
正義感が強くて、自分の正義から逸脱した出来事を見過ごすことができません。

中2の秋に現在の公立中学校に転校した息子はすぐに学校の先生の受け入れられない言動について話すようになりました。

国語の本読みができなかった生徒が、もう一度読むことを促され、
自信がない生徒が「えっ…」と反応すると、
先生A「うっせー‼おめーがいちばんできてねーんだよ‼」

掃除に遅れて来た子は保健室から来たのですが、理由も問わず、
先生B「掃除も成績のうち。内申がどうなるかわかってるの!? 内申は将来に関わるよ!内申、私がつけるんだ!」

他にも、隣のクラスで、ある真面目な生徒が授業中に一生懸命答えた発言を、
次の時間には他のクラスで先生が小ばかにしながら話し、笑いを誘う。

下着は白だと決められていて、着替えの際に白以外のものを着ていると、先生により激しく叱責を受ける。

1日の最後には、各教科の評価の時間があり、評価はクラスの連帯責任。
誰かが不真面目だとクラス全体の評価が下がる。批判の矛先は先生に名を挙げられた生徒に向く。

このようなことに息子は耐えることができず、登校時間にはお腹を下し、体調を崩すことが頻発。
そして、ついに決定的な出来事が起こったのです…

職員室に入る時の定型文

初めての定期テスト。

転校してきた息子はテスト当日に、理科のノートを提出しなければならないことを知りませんでした。
こんな時は一度帰宅した後、再登校して提出できるんだよと、クラスメイトが教えてくれたので、そうすることにした息子。

生徒用昇降口が閉まっていたため、職員玄関から入校し、事務室の方の案内に従い、そこにあったスリッパを無意識にはき、
職員室の前で

「失礼します。 ○○先生いらっしゃいますか?」と息子。

誰も先生は反応してくれない。

聞こえなかったのかもしれない、ともう一度、大きな声で言ってみたけれど誰も反応してくれない。

通りがかった別の先生に職員室で先生を呼ぶ際の定型文について指導された。

「失礼します。●年●組の○○(名前)です。●●をしに来ました。
 ○○(名前)先生お願いします」

この定型文を使い、ようやく不在の理科の先生の代わりに、学年のI先生が息子の元へ。

I先生「は?」「スリッパはいてんじゃねーよ!」

息子「すみません。わからなかったもので。」

I先生「あ?」

(・・・先生はカタギの方ではないのですか?)
終始高圧的な言動に、臓がギュッと縮まり命からがら帰宅した息子でした。

転校して間がなく、テストの日にノートを提出することも告げられていなかったし、
再登校の時は、上履きを持ち帰り持参しなければならないことも、
職員室に入る際の定型文も、何も知らなかったのです。

もうだめかもしれない、息子がここに通うことは無理だ…予感が確信へと変わった日でした。

この後、スクールカウンセラーさんに面談を申し込み、数回の面談を経て、

体を壊してまで、
心を病んでまで、
自尊心を失ってまで、
学校に行かなくて良い

「もう学校へは行かない」という結論に達したのでした。

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